TAMURA Ikuho

「Hyper Music Venue」とは、XRクリエイターとアーティストが新たな音楽ベニュー(音楽体験空間)をクリエイトするプロジェクトであり、 都市を舞台にし、ライブハウスやドームといった限られた場所や時間を超えて、街そのものをライブステージへ変えることを目指している。 第一弾のフィーチャリングアーティストとして「でんぱ組.inc」が起用された。
本プロジェクトでは、KVとハンドアウト（ステッカーも含む）を担当した。都市を彷彿とさせる立方体のニュートラルな空間の中に、3DCGのオブジェクトがレイアウトされ、拡張現実の可能性を示唆している。 また、ハンドアウト類はチケットの形をモチーフとして扱いつつ、一部の背景が逸脱しているようなトムソン加工を施した。既存の枠組みから脱構築するライブへのインビテーションとして、その姿勢をビジュアライズしている。